愛猫との暮らしで、最初に思い浮かべたい風景
家づくりを考えはじめたとき、最初から間取りや設備の答えが見えていることは多くありません。 けれど、愛猫が毎日どんなふうに過ごしているかを思い浮かべてみると、 住まいに求めたいことも少しずつ見えてきます。
窓辺で日向ぼっこをする時間。高い場所へ上がって落ち着く時間。 来客があったときに少し離れて過ごす時間。 夜や留守番のあいだに、静かに休める場所を選ぶ時間。
猫との暮らしでは、いつも人のそばにいることだけが心地よさではありません。 気配は感じながらも、自分で過ごす場所を選べること。 そんな何気ない毎日に目を向けることが、愛猫にとっても人にとっても無理のない住まいを考える入口になります。
家の中で、過ごす場所を選べる心地よさ
猫との暮らしでは、どこで過ごすかを自分で選べることが、日々の落ち着きにつながります。 窓辺や高い場所、少し離れてこもれる場所など、過ごし方の違いを受け止められる住まいが心地よさを支えます。
キャットウォークのような設備を足すことだけでなく、 窓辺、家具まわり、壁際、高さのつながり方まで含めて考えていくこと。 その積み重ねが、猫らしい過ごし方を住まいの中にやさしく整えていきます。
猫が年を重ねても、快適でいられる家を考えておく
今の過ごしやすさだけでなく、年齢を重ねた先まで見ておくこと。 上下移動や居場所の選びやすさに少し目を向けておくと、その時々の暮らしに無理なく寄り添える住まいになります。
若い時期には高い場所を楽しめても、年齢を重ねると低い段差や近い距離感のほうが安心できることもあります。 今だけでなく、その先の時間にもやさしく寄り添える住まいを考えていきます。
暮らしを住まいに落とし込むと、こんな工夫が見えてきます
暮らし方が少しずつ見えてくると、住まいの中で整えておきたいことも具体的になっていきます。 大切なのは、猫向けの設備を増やすことよりも、習性や過ごし方に自然につながることです。
01 窓辺と日向ぼっこ
猫は、外の気配を感じたり、光のあたる場所でゆっくり過ごしたりする時間を好みます。 だからこそ窓辺は、ただ明るいだけでなく、落ち着いて居られる場所として考えておきたいところです。
02 上下移動と、落ち着ける居場所
高い場所へ上がれることや、少し離れて静かに過ごせる場所があることも、猫らしい暮らしには大切です。 見渡せる場所と、落ち着ける場所の両方を住まいの中に持てると、過ごし方の幅が広がります。
03 食事やトイレの場所を整える
食事やトイレの場所は、ただ置ければよいというものではありません。 人の動きや音、落ち着きやすさまで含めて整えることで、愛猫にとっても無理のない生活動線になっていきます。
04 床材や足元を、掃除のしやすさと過ごしやすさで考える
猫との暮らしでは、毛や猫砂の掃除がしやすいことも気になります。 その一方で、走ったり跳んだりする動きの中では、滑りにくさや足元の安心感も大切です。 床まわりは、手入れのしやすさと過ごしやすさの両方から考えておきたいところです。
05 隠れられる場所と、距離を取れる場所
来客時や物音が気になるとき、人の気配を感じながらも少し離れて落ち着ける場所があると安心です。 いつも同じ場所ではなく、その時の気分に合わせて過ごす場所を選べることも、猫の暮らしに合った住まいにつながります。
玄関まわりや窓のつくり方も含めて、安心して過ごせる距離感を整えておくと、毎日の落ち着きやすさにもつながります。
06 一緒に過ごす場所と、分けて整えたい場所を考える
愛猫と近くで過ごしたい気持ちがあっても、寝室は分けたい、夜は落ち着いて休みたいと考える方もいます。 近くで過ごせる場所と、少し距離を取れる場所の両方を持てると、人にも猫にも無理のない距離感を整えやすくなります。
暮らし方を住まいに落とし込むために、一緒に考えたいこと
愛猫との暮らしを考えるときは、日向ぼっこをする場所や上下に移動する動線、 落ち着いて休める距離感など、毎日の過ごし方をひとつずつ整理していくことが大切です。
井上地所では、土地や間取りだけでなく、猫の習性や家の中での過ごし方まで含めて、 暮らし方を住まいのかたちへつなげるお手伝いをしています。
暮らし方の整理から一緒に考えられる
間取りや仕様を決める前の段階から、愛猫との過ごし方に目を向けながら、 どんな住まいが合うのかを一緒に整理していけます。
習性と住まいの両方を見ながらご提案できる
日向ぼっこをする場所、上下移動、静かに休める距離感など、 猫らしい過ごし方を踏まえて住まいの工夫を具体的に考えていけます。
新築だけでなく、建て替えやリフォームも含めて考えられる
これから家を建てる方だけでなく、今の住まいを見直したい方にも。 猫との暮らしに合わせて、住まいの整え方を幅広く考えていけます。
今の暮らしだけでなく、その先まで見据えて整理できる
居場所のこと、掃除のこと、安全性のこと。 今感じていることだけでなく、年齢を重ねた先の暮らしやすさまで含めて、住まいの方向性を考えていけます。
既製品や後から取り入れられる工夫も、選択肢のひとつです
愛猫との暮らしを整える方法は、すべてを造作でつくることだけではありません。 壁面に取り付けるステップやキャットウォーク、置き型のタワーなど、 暮らし方や住まいの条件に合わせて、既製品を組み合わせる考え方もあります。
どこまで住まいに組み込み、どこからを後から整えるか。 そうしたバランスも含めて考えることで、今の暮らしにも、その先の変化にもなじみやすくなります。

